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胃カメラについて

当院で施行可能な検査の一つ、胃カメラを紹介したいと思います。

次の症状の方には、特に胃カメラをお勧めします。

胸焼け症状のある方
逆流性食道炎の可能性が高いですが、食道がんの可能性もあります。
また、以下の項目に当てはまる場合(特に飲酒と喫煙)は、食道がんの高リスクとなりますので、年に1回の胃カメラ検査をお勧めします。

50歳以上の男性
大酒家(特に飲酒始めた時期は少量飲酒で顔面紅潮などのフラッシング反応を起こしていた者)
喫煙者
熱い食餌を好む者、野菜の摂取が少ない者
喉のがんの既往のある者
食道がんの家族歴のある者




胃の調子が悪い方
強い胃痛が続く場合は、胃潰瘍十二指腸潰瘍の可能性が高いです。
胃の調子が徐々に悪化してきている場合は、胃がんの可能性があります。
慢性的に胃の調子が悪い人は、ヘリコバクターピロリ感染胃炎を起こしている場合があります。ピロリ感染胃炎は、胃がん発生の原因となりますので、年に1回の胃カメラ検査をお勧めします。ピロリ菌に関しては、こちら(←クリック)を参照ください。

また、当院は福岡市の胃がん検診として、他で施行した健診などの胃透視(バリウム検査)などで異常を指摘され二次検診(精密検査)が必要になった場合、の胃カメラにも対応しています。

当院で行なっている胃カメラに関しては、こちら(←クリック)を参照ください。

その他、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング)の紹介

1回の少量の採血(5ml)で、血液中のアミノ酸濃度バランスからさまざまな疾患リスクを一度に評価することができる、アミノインデックス リスクスクリーニング検査(AIRS)を紹介します。以下に紹介するように、がんのリスクスクリーニング検査(AICS生活習慣病のリスクスクリーニング検査(AILSの2つがあります。

AICSは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度バランスの違いを統計的に解析することで、現在、がんであるリスクを評価する新しい検査です。

早期の癌にも対応しており、複数の種類の癌の検査ができます。 ただし、この検査で癌であるとかないとかを確定できるわけではなく、リスクが高いかどうかを判定するのみです。リスクが高いと判定された場合、さらなる精密検査をお勧めします。

対応している癌は男性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がんの合計5種類女性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんの合計6種類のがんに対するリスクを評価します。


次にAILSですが、血液中のアミノ酸濃度のバランスから、4年以内に糖尿病を発症するリスクの評価、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスクの評価、現在認知機能が低下している可能性の評価を行います。

検査希望の方は予約が必要ですので、直接来院されるかお電話にてお問い合わせください。
以下の注意事項を参考にされ、午前中に来院ください。
・検査の8時間前から検査まで、水以外(食事、サプリメント、牛乳、ジュース等)は摂らないでください。
・検査前夜の激しい運動や当日朝の運動はお控えください。
・妊娠されている場合、アミノ酸濃度バランスに影響がありますので、検査は受けられません。
・薬剤のアミノ酸濃度バランスへの影響に関しては分かっておりません。 可能であれば検査当日朝の内服は控えられた方が望ましいですが、検査当日のお薬の服用方法については、事前に当該内服薬を処方している主治医にご相談の上、その指示に従ってください。

検査料金ですが、健康保険の適応となりませんので、費用は自己負担となります。
当院では、AICSとAILSあわせて25000円(税込)で、実施しています。

アミノインデックスによるリスクスクリーニング検査に関しては、アミノインデックス技術を開発した味の素株式会社のホームページ(←クリック)も参照ください。
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arimuraclinic

Author:arimuraclinic
福岡市中央区荒戸、港、大手門、大濠公園そば、の内科クリニックです

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