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ノロウイルスに注意!

○ノロウイルスとは

 感染性胃腸炎の原因となるウイルスで、特に冬季に多発します。食中毒の原因として知られていますが、感染者の吐ぶつふん便には大量のノロウイルスが含まれており、吐ぶつなどを介して感染が広がることがあります。

 ノロウイルスは、ごく少量のウイルスでも口から体内に入ることで感染するほど感染力が強いため、家族や周囲の人に次々と感染しやすいので要注意です。


○感染経路

経路1) ノロウイルスに汚染されたカキアサリなど二枚貝等を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べる。

経路2) ノロウイルスに感染した人が、十分に手洗いを行わないで調理すると、食品が汚染され、その食品を食べた人が感染する。

経路3) ノロウイルスを含むふん便や吐ぶつを処理した際、手についたウイルスや、不適切な処理で残ったウイルスが、口から取り込まれて感染する。


○感染したときの症状

 ノロウイルスに感染してから2448時間後に、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状がでます。通常3日程度で快復しますが、症状がなくなった後も、37日程度はウイルスはふん便中に排出されます。


○症状がでたら

 嘔吐や下痢などが続くときは、脱水症状にならないよう水分補給に努めましょう。ただし、少量の水分摂取でも嘔吐する場合は、23時間何も口にせず嘔吐が軽快するのを待ちましょう(脱水を恐れて無理な水分摂取は、結果的に嘔吐の時間が長くなり脱水を招きます)。嘔吐が軽快したら、スプーン1杯から水分摂取をはじめて、少しずつ水分量を増やしていきましょう。

 重症になりやすい子供や高齢者の場合、ぐったりしている、唇が乾燥するなどの症状が現れた場合は、病院に受診しましょう。


○手洗いは感染予防の基本です

 ノロウイルスは感染力が強く、ウイルスに触れた人の手を介して感染が拡大することが多いので、正しい手洗いの実施がノロウイルス感染予防の第一歩となります。正しい手洗いの仕方は、ネットの検索などで確認できます(「ノロウイルス 手洗いの手順」で検索)。

効果的な手洗いを実施するタイミングは、

1:外出から帰宅したとき
2:トイレ使用後
3:吐ぶつやふん便の処理後
4:調理や食事の前        です。


○吐ぶつ、ふん便は正しく処理しましょう

 吐ぶつ、ふん便(おむつを含む)を処理する際は、その汚物が感染性のものであるという前提で処理を行いましょう。汚物を処理した人がノロウイルスに感染しないよう事前に準備をしっかり行いましょう。

汚物(吐ぶつ、ふん便)の処理を行う前の注意事項
1:汚物の処理を行う人は使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用しましょう。
2:汚物処理に必要なペーパータオル、ビニール袋、次亜塩素酸ナトリウムなどを事前に準備しましょう。
3:汚染場所には関係者以外近づかないようにしましょう。


 吐ぶつなどの汚物処理は、まず汚物を静かに取り除き、その後に次亜塩素酸ナトリウムを用いて消毒を行う必要があります。

 汚物の正しい処理手順、次亜塩素酸ナトリウムの使い方などは、ネットで検索すると確認できますので、参照してください。

例:「ノロウイルス 汚物処理方法」、
「ノロウイルス 次亜塩素酸」、で検索。


○家族がノロウイルスに感染したら

1.手洗いが大事!

 手洗いに使用するタオルは共用せず、個人ごとに専用とするか、ペーパータオルを使用してください。

2.汚物が衣類についてしまったら

① 衣類をビニール袋に入れ、周囲を汚染しないようにします。
② 85℃で1分間以上、熱湯消毒するか、塩素系消毒液(0.02%次亜塩素酸ナトリウム)に3060分間浸してください。
③ 消毒後、他のものと分けて最後に洗濯してください。


○食中毒を防ぐには

予防法1 食材は十分に加熱する
 二枚貝などの食材は中心部が85℃以上で1分間以上加熱しましょう。

予防法2 調理器具は洗浄消毒する
 二枚貝の調理に使用したまな板などの調理器具は十分に洗浄し、熱湯(85℃以上)に1分間以上浸漬するか、0.02%次亜塩素酸ナトリウムで消毒しましょう。
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過敏性腸症候群は、文明病

腹痛又は腹部不快感と、便通異常下痢や便秘下痢と便秘の繰り返し)を日常的に認めることが多い場合、最も多い原因疾患は過敏性腸症候群IBSです。先進国に多く、一種の文明病といわれています。わが国でも全人口の14.2%ほどを占めています。

IBSはストレスなどで脳が興奮すると、それが内臓に伝わり、腸のはたらきが活発になる病気です。研究により、脳と腸の情報のやりとりが過敏であることがわかっています。





まずは、生活習慣の見直しから

腸のはたらきを改善するため、規則正しい生活をしましょう。栄養バランスのよい食事を13回とり、唐辛子などの刺激物や脂っこいもの、加工食品、お酒やたばこを控えましょう。十分な睡眠をとり、定期的に体を動かしましょう。

ストレスを溜め込まないよう、短くてもよいので1日のなかでリラックスする時間を作りましょう。


改善しない時は、医師に相談を

生活習慣を見直しても、腸の状態が改善されない場合には、薬による治療が有効です。便秘や下痢を繰り返す以外に、体重が減ったり、便に血が混じったり、熱がでる場合には、大腸がんや炎症性腸疾患などの別の病気のこともあります。我慢しないで、医師に相談しましょう。




(2型)糖尿病について(2)

糖尿病治療の目標は、血糖や体重、血圧、血清脂質の良好なコントロールを維持することで、合併症の発症や進展を阻止し、健康な人と変わらない日常生活の質や寿命を確保することです。

糖尿病と診断され、治療が必要になった場合には、食事療法運動療法、そして薬物療法が大切になります。


採血でわかるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは?



HbA1c7%未満を目標とします。


糖尿病の食事療法

適正なエネルギー摂取量の目安
男性:14002400kcal
女性:12002000kcal

適正エネルギー摂取量は、体重、肥満度、日頃の活動内容(デスクワークや力仕事など)によって各人異なります。

食習慣に問題があれば、まずそこから変えましょう。




糖尿病の運動療法




糖尿病の薬物療法

糖尿病の病態にあわせた薬を使用します(主に内服薬)。インスリン分泌を促進させる薬、インスリン抵抗性を改善させる薬、食後高血糖を改善させる薬に分類されます。

内服薬を3種類以上使用しても血糖コントロールが十分でない場合は、インスリン注射を行わない限り良好な血糖コントロールは困難です。インスリン治療で血糖コントロールが良好となった場合、インスリン注射の中止が可能な場合もあります。


糖尿病治療の注意点

糖尿病の治療中に、風邪や腸炎などで食事が摂れなくなるなどの体調不良の状態(シックデイといいます)となると、血糖コントロールが難しくなり、高血糖低血糖(血糖値が下がりすぎる状態)のどちらも起こりやすくなります。薬の減量など調整が必要になりますので、シックデイの状態を放置せず主治医に相談してください。

低血糖の症状としては、動悸、冷汗、異常な空腹感、目のかすみ、生あくび、思考力の低下などが出現し、意識障害を起こすこともあります。




低血糖を起こしたら、ブドウ糖を飲んでください。ブドウ糖がなければ、砂糖、アメ玉、チョコレート、ブドウ糖を多く含む清涼飲料水などを摂取してください。



プロフィール

arimuraclinic

Author:arimuraclinic
福岡市中央区荒戸、港、大手門、大濠公園そば、の内科クリニックです

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