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院長が検査受けてみました

早速、院長が検査を受けてみました。

AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)の結果

AICS


胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん、のどれも「ランクA」でした。
ホッとできる結果でした(^^)。

現在のところ、がんである可能性は「ランクA」だと、ランクAの人10000人に1〜8人となります。「ランクB」だと10000人に3〜25人、「ランクC」だと32〜109人とがんである可能性が高くなります。
注意が必要なのは、「ランクA」だからといって100%がんではないとは言い切れませんので、過信は禁物です。他のがん検診や人間ドックを受けなくても大丈夫というわけではありません(この検査と上手に組み合わせることによって、がん検診や人間ドックの回数を減らすことは可能と考えます)。
毎年AICSの検査を受けて、AICS値が上昇してきたら要注意とも言われています。


同時に、AILS(アミノインデックス生活習慣病リスクスクリーニング)の結果もわかります。

AILS


「10年以内のに脳卒中・心筋梗塞発症リスク」は、「ランクB」。
「4年以内の糖尿病発症リスク」は、「ランクA」。
「血液中のアミノ酸レベル」は、「通常」。
との結果でした。

健康診断では、血圧は正常、採血でコレステロール値などすべて正常、でしたので、「脳卒中・心筋梗塞発症リスク」がランクBとやや高い(ランクAの人と比べて3.9倍のリスク)という結果には驚きでしたが、もうすぐ50歳という年齢を考慮すると当然の結果かもしれません。動脈硬化の進行を気にしないといけない歳になっているということですね。食事、運動などに気を使いたいと思います。


このような検査にて、健康に対する意識が変わると思いますので、ぜひ受けられることをお勧めします。

AIRS(アミノインデックス リスクスクリーニング)の紹介

1回の少量の採血(5ml)で、血液中のアミノ酸濃度バランスからさまざまな疾患リスクを一度に評価することができる、アミノインデックス リスクスクリーニング検査(AIRS)を紹介します。以下に紹介するように、がんのリスクスクリーニング検査(AICS生活習慣病のリスクスクリーニング検査(AILSの2つがあります。

AICSは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度バランスの違いを統計的に解析することで、現在、がんであるリスクを評価する新しい検査です。

早期の癌にも対応しており、複数の種類の癌の検査ができます。 ただし、この検査で癌であるとかないとかを確定できるわけではなく、リスクが高いかどうかを判定するのみです。リスクが高いと判定された場合、さらなる精密検査をお勧めします。

対応している癌は男性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がんの合計5種類女性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんの合計6種類のがんに対するリスクを評価します。


次にAILSですが、血液中のアミノ酸濃度のバランスから、4年以内に糖尿病を発症するリスクの評価、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスクの評価、現在認知機能が低下している可能性の評価を行います。

検査希望の方は予約が必要ですので、直接来院されるかお電話にてお問い合わせください。
以下の注意事項を参考にされ、午前中に来院ください。
・検査の8時間前から検査まで、水以外(食事、サプリメント、牛乳、ジュース等)は摂らないでください。
・検査前夜の激しい運動や当日朝の運動はお控えください。
・妊娠されている場合、アミノ酸濃度バランスに影響がありますので、検査は受けられません。
・薬剤のアミノ酸濃度バランスへの影響に関しては分かっておりません。 可能であれば検査当日朝の内服は控えられた方が望ましいですが、検査当日のお薬の服用方法については、事前に当該内服薬を処方している主治医にご相談の上、その指示に従ってください。

検査料金ですが、健康保険の適応となりませんので、費用は自己負担となります。
当院では、AICSとAILSあわせて25000円(税込)で、実施しています。

アミノインデックスによるリスクスクリーニング検査に関しては、アミノインデックス技術を開発した味の素株式会社のホームページ(←クリック)も参照ください。
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arimuraclinic

Author:arimuraclinic
福岡市中央区荒戸、港、大手門、大濠公園そば、の内科クリニックです

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